海人の伝統レース、ニライハーリーに潜入。当社軍団の采配はいかに?
沖縄で600年前から続く伝統漁船のレース、ハーリー。漢字で書くと『爬竜』。男も女も熱くなる、白熱のレースで今年こそ優勝!のはずが・・・?
沖縄はもう夏。
今年で11回を数える海の安全祈願ボートレース「ニライハーリー」が6月11日にアメリカンビレッジにほど近い北谷フィッシャリーナ地区にて開催されました。
当社も、沖縄の各センターから精鋭を募り、参戦。参加者の中には、今年で出場が5回目のメンバーもいるとのこと。
「今年は本気で狙ってます、優勝(キリッ)」
そのために業務の合間を縫って過酷な練習を重ねてきたらしい。
そんな参加者の力強いコメントを耳にし、是非、優勝の瞬間に立ち会いたい!
「沖縄に行きたいだけだろう」という編集部員の声を聞こえないふりして、今回は、編集長である私みずから現地に飛び、渾身のレポートです。
当日は快晴。会場となった北谷フィッシャリーナ地区、
今年も暑い1日になりそうです。
応援席は折り返し地点、練習風景も良く見える位置に陣取りました。応援用のテントには、目印として、またチームのシンボルとしてのベルポロシャツを飾り付け。このテントの前で数時間後は、シャンパンファイトのはず。
漕ぎ手を誘導するリズミカルな鐘の音が響き、気持よさそうに目の前を、通り抜けていきます。
われわれの参加メンバーは、計22名。漕ぎ手10名に漕ぎ手のリズムを作る鐘打ち1名のメンバー構成で、男女それぞれ1艇づつ、合計2艘が出艇します。
200メートルを往復する、計400メートルのレース。
本番前には、5年目のベテランに教わりながら厳しい練習も実施。
いざ出陣!優勝が期待される男性チーム、
ベル野獣軍団出艇!
優勝を狙う野獣軍団が出艇。さすが、ライフジャケットなどナシですか。
お、バランス悪くないか?気のせいだろうか。
スタートしました。風にあおられてる・・・。
たて直していい感じで進んでいます。飛ばしています。まさに野獣。
あれ。見失った?
え? 転覆してる・・・。 救助されてる・・。 野獣が、おぼれてる。何しに来た?おれ・・・・。
気持を切り替えて、美女軍団に期待。
美女軍団にはせめて完走してほしい。レポートが書けない。カラ出張になってしまう・・・。
美女軍団。スムーズなスタート。
向かい風をものともせず。野獣軍団より安定したオール捌き。
素晴らしい櫂さばき。なかなかの好タイムの予感!
3分33秒で惜しくも入賞ならずもまずまずの結果となった。
では、記念撮影
誇らしげな、やりきった表情の美女軍団。ピースサインも力強い。
野獣軍団。笑顔少なめ・・・。全員びしょ濡れ(涙)
しかし、残念でした。シャンパンファイトは来年に持ち越しです。---
この原稿を作成するために、後日、参加メンバーに、メールでいくつか質問をしたところ。
こんな回答が。そのまま抜粋します。
■ 練習の回数と苦労したことを教えてください。
練習は1回しかできませんでした。新人が多かったので漕ぐ時息を合わせるのが苦労ましたね。力強く漕ぐより軽くでも息を合わせて漕いだ方が早いそうです。それとやはり普段使わない筋肉を使うので筋肉痛になりますね~。
■ 次の日の筋肉痛具合はどうですか?
練習後の両肩の筋肉痛がひどかった。練習から1週間後であまり時間がたっていないからか、本番時はふんぱった左足と両肩もきてましたが練習時よりきつくなかったです。それより、日焼けがすごいひとが結構いたようで。
・・・・・・練習一回ですか・・・。筋肉痛ですか・・・。それよりも日焼けですか・・・。
練習前の精悍な顔つきは、もしかすると不安で顔がこわばっていただけなのかもしれません。
余裕の笑顔に見えたものは、無邪気に楽しんでいただけなのかもしれません。
今回は残念でしたが、来年こそは期待しています!お疲れ様でした!