職業体験に会社訪問。本人も家族も同僚も、みんなが笑顔になった話
社長に会えるサプライズも!子どもに「パパすごい!」と言ってもらえた家族旅行に密着
子どもに会社や仕事を見てもらって、ましてや「すごいね、パパ」などと言ってもらえるなんて、今まで想像もしてませんでした。
皆さんは、家族旅行で子どもから「すごい!」と言われた経験はありますか?
本日お伝えするのは、キッザニアでの職業体験に会社訪問で、本人も家族も同僚も、みんなが笑顔になった話です。
こんにちは、なかのひと、スミです。
当社は2016年からキッザニア東京にてコールセンターパビリオンを出展しています。
キッザニアといえば、キッザニアンと言われるファンも多い大人気施設。
3~15歳の子どもがさまざまな職業を体験できるパビリオンがあり、キッゾという専用通貨でお給料をもらい、そのお金で買い物したり、銀行に預けたりする。社会のしくみを楽しく学べるテーマパークです。
当社は毎年1月、福利厚生として、キッザニア東京に社員を招待し、施設をまるっと貸し切って楽しんでいただく、社員向けのイベントを開催しています。グループ会社、派遣社員の方や当社に出向で来られている協力会社の方も含めた全社員が対象の一大イベントです。
その名も「キッザニア ベルDay」。
人気のテーマパークを半日、当社の社員とその家族が独占できるのです。普段は混雑していて数多く回れないパビリオンをゆっくりと体験できるチャンス!
そんなイベントに今回北海道から応募し、当選した家族がいました。
北海道から神戸までの採用関連業務を統括するカズさんと家族の皆さんです。
カズさんと3人の子どもたちはイベント当選をきっかけに家族旅行を計画。
それを聞いた同僚が急きょ本社の見学ツアーも企画、家族の絆が深まる思い出の旅行となりました。
自分の会社の仕事を楽しそうに体験する子どもたちに感激。キッザニア体験
2019年1月某日。16時の開場時間が近づくと、続々と家族連れの社員が集まってきました。そこにカズさんファミリーも到着。
家族でお揃いのボーダーファッション。仲の良さがまぶしい!
これなら迷子になりませんね。
小学校5年生のマコトくん、小学校3年生のユノちゃん、保育園年長のサヤちゃんの3兄弟です。よろしくね。
入場して、真っ先に子どもたちが向かったのは、当社のコールセンターパビリオン。
子どもたち、お父さんの会社がどんな仕事をしているか、気になるようです。
お父さんやお母さんの会社の仕事を体験できるということで、この日はどの家族も興味を持って訪れてくれました。
子どもたちはさっそく制服を着て、スタッフのお姉さんの説明を聞いています。
キッザニアのパビリオン内は子どものみ入場可能。親は付き添うことができません。外から見守るだけです。
カズさんもどんな説明をしているか興味津々。大人の私たちも体験してみたいですよね。
子どもたちは、コミュニケーターとなって、問い合わせに答える仕事をします。小さな子どもの「お電話、ありがとうございます」の声は真剣で、ときおり笑顔も見られます。
仕事が終わると、「評価レポート」とキッザニア内だけで使える疑似通貨キッゾで給料がもらえます。評価レポートには、「声の大きさ」「話すスピード」「正しい受け答え」「総合評価」が本人の写真付きで印刷され、一人ひとりに手渡されます。
3人とも電話の向こうのお客様の声をしっかりと聞き、ハキハキと答えていて高い評価でした。
がんばりましたね。
楽しかった~
どんなことが楽しかったかな?
質問されて答えるところ。ちゃんと声を出してやったけど、けっこう難しくて、でも難しいのが好きだから!
そうなんだ。お父さんが働いている会社のお仕事がどんなものか、なんとなくわかりましたか?
(うなずく)
いつかお父さんと一緒にお仕事したいと思いました?
う~ん・・・。
(笑)
お疲れさまでした!子どもたちに好評だった、コールセンターパビリオン。
キッザニア東京に行かれる際にはぜひ体験してみてください。
さて、コールセンターパビリオンが終わった後も、それぞれ行きたいパビリオンで思う存分楽しんでもらいました。
マコトくんは、ビルメンテナンスの仕事でクライミング体験ができるパビリオン「クライミングビルディング」へ。一方ユノちゃんとサヤちゃんは、まっすぐに「ビューティーサロン」へ。
体験が終わると、カズさんの元に駆け寄り、スキンケアした顔やネイルを見せてくれる女の子二人。父親にとっては嬉しくもあり、不安でもあり・・・かもしれませんね。(笑)
そうして子どもたちは21時の営業終了まで数多くのパビリオンを体験することができました。
カズさん、キッザニア東京のスポンサー貸切イベント、どうでしたか?
ゆっくり見られたのでよかったです。自分の子どもたちが楽しそうにコミュニケーターをやっている姿を見て、あらためて仕事や会社を誇りに思いましたね。特に長女(ユノちゃん)は、コールセンターが一番楽しかった、と言ってくれて。うれしかったですね。
自分の会社のお仕事体験が一番楽しかった、と我が子に言ってもらえるなんて、本当に幸せなことですね。
同僚が本社見学を企画!元気な声にオフィスも明るく
翌日、東京観光を予定していたカズさん一家。でもせっかく北海道から家族が来るなら、とカズさんの同僚が急きょ空いた時間で「本社見学」を企画してくれました。
10時に本社受付に集合し、見学スタート。
子どもたちはさっそく、受付で案内係を担当しているペッパーくんに興味深々。挨拶してみたり、なでてみたり・・・。ペッパーくんの電源を止めそうになったときは、お父さんも慌てていました。(笑)
受付の案内をひと通り終えると、おもてなし会場へ導かれました。
会場に入ると、、、子どもたちの似顔絵が描かれたウェルカムボードが迎えてくれました。「これ私だ!」と嬉しそうに見つめる子どもたち。カズさんもびっくりのサプライズでした。
そしてさらに、似顔絵が入った社員証と名刺も贈呈されました。
「これはなに?」と興味津々な子どもたちに、社員証の扱い方や名刺交換をするときの正しい姿勢、挨拶の仕方などなど、お父さんからビジネスマナーも伝授。
昨日のキッザニアでお仕事モードが継続中の子どもたち、真剣に練習していました。
さぁ、それでは本社オフィス見学へ出発!
カズさんから子どもたちに改めて一言。
みんな働いてるから、静かにするんだぞ。
ところが、オフィスに入ると逆に社員から歓声が。子どもたちに「こんにちは!」「かわいい!」と口々に声をかけてくれました。子どもたちも負けずと元気にあいさつ。
こんにちは!
元気な挨拶に一気に職場が明るい雰囲気に。子どもの笑顔はやっぱり偉大ですね。
なんと社長と名刺交換!のサプライズ
ひと通りオフィスを回ると、目の前に社長室が。
子どもたちが本社見学をしていることを知った社長が面会しましょう、と。
カズさん、あわてて一言。
社長は会社で一番偉い人だから、お父さんもめったに会えない人なんだよ。
その話を聞いて、緊張する子どもたち。
おそるおそる社長室に入ると、社長が立ち上がって「こんにちは!」と笑顔で出迎えてくれました。そして、社長自ら「名刺を差し上げましょうか」と声掛けが。
お父さんと何度も練習した名刺交換の成果を見せるときです!
長男のマコトくんが先頭に立って社長の前へ。
マコトと申します。よろしくお願いします!
ありがとうございます。柘植です。
3人ともしっかりと名刺を差し出して、ハキハキと挨拶ができました。
会社を見てどうですか?
キレイだった。でかい!
でかい?(笑)世の中にはもっとでかい会社あるからね。(笑)じゃあ、お父さんが働いている会社は大きいね?
はい
キッザニア行ったんでしょ?どうだった?コールセンターやった?
いちばん初めにやった!
できた?ちゃんと?
うん
会話が続くにつれて打ち解けていき、初めの緊張もどこかへ。和やかな雰囲気のまま終了。
そうしてちょっと緊張したオフィス見学も終了。お疲れさまでした。
ずっと先頭に立って、しっかり挨拶していた最年長のマコトくん。ほっとした表情です。実は一番緊張していたというカズさん。本社見学、どうでした?
とにかく子どもたちがお行儀よくできるか心配でした。
「社長って本当にいるんだね」と感動したり、「大きい会社なんだね」と言ってもらえて本当にうれしかったです。
子どもに会社や仕事を見てもらって、「すごいね、パパ」と言ってもらえるなんて、想像もしていませんでした。
子どもたちがこんなに喜んでくれたこと。会社見学をさせていただいたこと。
どれも私たち家族の素晴らしい思い出になりました。ありがとうございました。
みなさん、お疲れさまでした!
日ごろの感謝を表して当社の福利厚生の一環として行われたキッザニア東京スポンサーデイ。
そのイベントを活用し、家族の思い出を作ったカズさん一家。
そして、家族の思い出作りを後押ししたいと、本社見学の企画を立てた同僚の皆さん。
そして快く協力を申し出てくれた社長。
たくさんの社員と触れ合い、職業体験を通じてお父さんを「すごい」と言ってくれた子どもたち。
思いやりとたくさんの人たちの笑顔が印象深い、温かい気持ちになれる2日間でした。
今後もこういった社員とご家族を対象にしたイベントを増やしていきたいと感じたスミでした。
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体験どうだった?