なかのひと
子育て
全国
フライパンひとつでできる本格パエリア。パパもたまには本格派の褒められ料理を作ろう
食欲の秋。本格料理で「パパ、すごい」を獲得しちゃおう。
こんにちは、編集部員のmotoです。
今年は夏の終わりが少し早かったのかなという印象ですが、秋の到来を予感する気候になってきました。
秋といえば味覚の秋。外も過ごしやすくなって、子ども連れでピクニックしたり、バーベキューしたり、いろいろな行事もあるシーズンですね。
さて、前回の「ゴルゴンゾーラのペンネとアヴォカドのオリーブ醤油」からしばらく空いてしまいましたが、第2回は(シリーズだったんです…)「時短」ではなく「たまには本格的なお料理を」ということで、スペイン料理の定番をご紹介。
もちろん、普段お料理をしないパパさんたちでもできるように、フライパンひとつで完結するレシピです。この機会に「パパ、すごい!」を獲得しましょう。
さて、今日ご紹介するのは「魚介のパエリア」です。名前だけ聞くと難しそうという印象を持つかもしれませんが、今回もフライパンひとつでできるので、ぜひ挑戦してみてください。
気になる作り方ですが、3人分の材料はこちら。
- アサリ・・・150g(1/2パックくらい)
- イカ・・・100g
- エビ(有頭)・・・5尾
- 真タラ(白身魚ならOK)・・・1切
- セロリ・・・10cmくらい
- 玉ネギ・・・半分
- 人参・・・5cmくらい
- ニンニク・・・2かけ
- トマト缶(ホール)・・・1カップ
- レモン・・・半分
- オリーブオイル・・・60cc
- 白ワイン(あれば)・・・30cc
- サフラン・・・15本くらい
- 米・・・1.5合
- 塩・・・小さじ1/2
- 水・・・900cc
作り方
魚介のパエリア
-
アサリは、塩水につけて砂抜きしておきます。
イカは、生があれば良いですが、処理済みのものでもOKです。 真タラは、食べやすい大きさにカット。 - セロリ、玉ネギ、人参、ニンニクは、みじん切りにしておきます。
-
トマトは、ホールトマトがオススメです。カットタイプよりも味が濃いので。
ボールに出して手でつぶしておきましょう。この作業をお子さんに手伝ってもらうと良いでしょう。手でつぶす作業は楽しそうにやってくれます。 -
フライパンを熱して、オリーブオイルを少し入れて、イカを焼きます。少し強めに焦げ目がつくくらいしっかり。
焼けたら白ワインを加え、アルコールを飛ばします。
そこに残りのオリーブオイルを入れ、みじん切りにした野菜を加え、玉ネギが透き通るまで炒めます。 -
玉ネギが透き通ったら、つぶしておいたホールトマトを入れて水分を飛ばします。
なるべく凝縮できるよう、水分をしっかり飛ばしましょう。 -
水分が飛んだら、エビ、アサリ、真タラ、塩、サフランを入れて水を加え、強火で煮立たせます。
ひと煮立ちしたら、具材を一度取り出します。 -
エビは、取り出すときに頭の部分をトングなどで押して、中のミソをスープに溶かします。
パエリアはご飯に吸わせるこのスープがすべてなので、少し手間ですがしっかりと。 - フライパンにお米を振り入れます。全体に散らばるようにくるりと円を描くように。
-
最初の6分は強火で炊きます。スープが飛び跳ねるので注意。
その後、弱火にして15分ほど炊き上げます。
フライパンにフタはしないで炊きます。フタをすると炊き込みご飯のような仕上がりになってしまうので気をつけましょう。 -
魚介から出たエキスが表面に膜を張りだしたら、完成も間近。水分が飛んで、パチパチという音がし始めたら芯の残り具合をチェック。芯が多く残っていたら少しお湯を足して追加炊きを。多少の芯ならばこの後戻す魚介がフタ代わりになって、食べるまでに炊き上がります。
お米の硬さがOKならば、最後に強火にして30秒。おこげを作ります。 -
炊き上がったら、アサリ、イカ、エビ、真タラを戻します。盛り付けは大切なので、ここはキレイに並べましょう。エビの間にカットしたレモンをのせて、もしあれば、イタリアンパセリなどをのせるのも良いでしょう。もちろん無ければ無いで大丈夫。
-
器に盛って、レモンを絞ってどうぞ。
お子さんはレモンの酸味が苦手かもしれないので、そこは大人だけで。
普段お料理をしないパパには少し難しいかもしれませんが、ほんの少しがんばって作ってみれば、ヒーローになれるかもしれませんよ。
みなさんも作ってみてくださいね。