卒園児に内定書を授与?企業内保育園 はじめての卒園式
働くみんなを元気づけてくれた子どもたちが卒園。
ハイサイ。ジモタツ沖縄支局 豊崎特派員 とよっちです。趣味は子どもたちの部活動観戦。どちらかというとアウトドア派の3人のママです。子育てもだいぶひと段落。最近は雑貨屋めぐりがマイブームの私こととよっちから、豊見城市近辺のホットな情報を届けていきたいと思います。よろしくお願いします!
記念すべき第1回目は、私が働く豊見城市豊崎のベルシステム24豊崎ソリューションセンター(以降、豊崎センター)にある、企業内保育園「ベルキッズとよさき保育園」の卒園式の模様をお届けします。
ベルキッズとよさき保育園とは?
「ベルキッズとよさき保育園」は当社初の保育園。2017年4月3日にオープンし、もうじき1年を迎えます。
そんな保育園の第1回目の卒園式。
卒園児は2名。保護者の皆様、園の先生方、同じ施設内で子どもたちを見守ってきたセンター内の担当者、そして柘植社長と辻執行役も同席して行われた卒園式は、温かいものになりました。
センターで働く大人たちと一緒に成長した1年間。アットホームな卒園式がスタート
ベルキッズとよさき保育園は、センターと同じ社屋の中にあります。仕事の合間に近くを通ると、お散歩に出かける子どもたちを見かけたり、スタッフと元気よくあいさつをし合う姿を見かけます。オープンから1年経って、すっかり職場の一風景として溶け込んだ感じです。
実は、私は関連する業務を担当しているため、幸せなことに園の開設から運営まで関わることができました。もちろん、子どもたちとは超仲良し。名前にさん付けで呼ばれて、会うと全力でじゃれてくる子どもたちは本当にかわいい!
子どもたちの誰かが体調を崩してお休みと聞くと、スタッフみんなで心配します。
子ども同士でけんかしたときは、保育園の先生と一緒に話を聞いたり。
いつのまにか、子どもたちをセンターの一員として、スタッフ全員で見守っている、という雰囲気が生まれたように思います。さらにオペレーションの現場スタッフからは、逆に子どもたちの笑顔に癒され、励まされた、という声をよく聞くようになりました。
私たちにとって園児は「心の清涼剤」。お互いに助け合う存在なんだと思います。
この日は私を含め、運営に関わった一部のスタッフも式に参加させていただきました。
子どもたちと一緒に成長した1年間。
運営は初めてのことばかりで、慣れない業務に苦労したこともありましたが、それだけに感慨もひとしお。
入場する卒園児のマハロちゃんとシュウルくんを見ながら、「仲の良かった現場スタッフも晴れ姿を見に来たかったんだろうなあ・・・」と既に涙腺がゆるむ私・・・。笑
東京から柘植社長と、辻執行役も駆けつけ、スタッフや、関係者に見守られてアットホームな式がスタート。
卒業証書に加え、サプライズで「あるモノ」を授与。会場からすごい!の声
園長先生から、卒業証書が授与されました。年長者であるマハロちゃんとシュウルくんは、名前を呼ばれると大きな声で「はい!」と返事。それだけでまた涙腺が・・・。
園長先生から、巣立っていく2人に素敵なメッセージ。
「2人に大好きなことわざを送ります。『石に立つ矢』。心を込めてやれば、できないことはない、という意味です。」
2人はしっかりと先生の方を見て、静かに話を聞いています。えらい!(涙)
そしてこの日は、卒業証書の他に、社長からあるサプライズが。
式の直前、柘植社長がひと気のない会場で入念に確認している書類。なんだと思います?
実はこれ、「内定書」なんです。
1年間、当社のスタッフと一緒に頑張ってくれて、ママたちのお仕事を陰ながら応援してくれた子どもたちに感謝の気持ちを込めて、サプライズで用意してくれていました!
「これは内定書というものです。大きくなって、ベルシステム24に入ろうと思ったら入れます。大切に取っておいてください。それまで、元気で明るく過ごし、家族や友だちを大事にすることを約束してくださいね。」
と柘植社長。
これには、会場から「すごーい!」という声が。小さな子どもたちはきょとーんとしていましたが、すごいことなんだよ!(笑)
「沢山の方に見守られている安心感がありました。」保護者の挨拶に会場は温かい涙
最後に、マハロちゃんのママ、ノブエさんから保護者代表のあいさつを頂きました。
「以前から希望していた企業内保育所が豊崎にできて、とても嬉しかったです。子どもと一緒に通勤できることに加え、園児たちのママ以外の、たくさんの大人に見守られている安心感もありました。小さな友達が多いなか、本気になって競争相手になってくれた先生方にも本当に感謝しています。」
実はマハロちゃんとママ、ノブエさんは、以前ジモタツで保育園の利用者密着取材にもご出演いただいています。
私も、ノブエさんに日ごろ仕事でお世話になっていて、仕事にも育児にも手を抜かず、素晴らしいパフォーマンスをしてくれている姿に勇気づけられてきました。
普段の親子をよく知っていることもあり、ノブエさんの話を聞きながらいろいろなことを思い出して堪えきれず涙・・・。と、周りを見回すと、同じように、一緒に過ごしてきた先生方、運営スタッフも涙。(笑)
会場は温かい涙に包まれました。
その後、卒園児から在園児にプレゼントを渡したり、ことわざを送るパフォーマンスなどもあり、終始笑顔と涙あふれるアットホームな卒園式は無事、終了しました。
式が終わった後、感想をマハロちゃんに聞いてみました。
Q. 卒園式はどうでしたか?
マハロちゃん お別れ会をしてくれてうれしかった。たくさんプレゼントをもらえてびっくりした。
Q. 内定書をくれたおじさんが誰だか知っていますか?
マハロちゃん しってるよ!ベルシステムのしゃちょうさんでしょ?
しゃちょうさんってママのお仕事のリーダーだよね?クリスマスプレゼントもたくさんもらったよ!
Q. 将来の夢はなんですか?
マハロちゃん アイドルになりたいけど、お仕事ないときは、しゃちょうさんにお手紙(内定書)をもらったから、ママと一緒にお仕事してもよいんでしょ?
柘植社長は季節のイベントや来訪した際に、サプライズプレゼントを用意してくれたので、子どもたちの間でもすっかり『プレゼントをくれるリーダー』として覚えているようです。(笑)
アイドルになってもお仕事がないときがある、という現実的な発想が女の子らしいですよね。夢を追いかけながら当社で働いている人は大勢います。マハロちゃん、待ってるよ!
いかがでしたか?
3人の子どもがいる私自身も、子どもの保育園の卒園式で号泣したことを思い出します。子育てと仕事の両立はトライ&エラーの連続。ちゃんと子育て、できてるかな?と自問自答しながら親も子も一生懸命。その意味でも、保育園時代が一番、周りの人のサポートに感謝した期間だったように思います。
保育園の運営に関わって、ママや子どもたちを見てきましたが、本当にママも子どもたちも両方頑張ったし、皆さんとても濃い日々を過ごされたのではないかと思います。
卒園しても、育児や仕事は続きますが、節目として、本当にお疲れ様でした。そして本当におめでとうございました!
これからも、園児の第2、第3の母として、子どもたちと働くママを支えられたら、と思っています。