これを読めば三田がわかる?その街のユニークな点を勝手に紹介しちゃうシリーズ。三田編
大阪や新神戸のベッドタウン、だけじゃない!弥生時代から人が住んでいたという古代ロマンを感じられる街なんです。
こんにちは。三田の達人@なかのひとです。兵庫県にある三田市。さんだ、と読みます。地名を見てすぐ「さんだ」と読めた方、少ないのでは?
三田市は新神戸と大阪から約1時間、六甲と丹波両山地に囲まれた三田盆地の中心に位置し、1980年代から開発された新興住宅地が多い地域、いわゆるベッドタウンのイメージが強い街。 ・・・なのですが、実は弥生時代の遺跡も発見され、脈々と守り継がれてきた伝統文化や数多くの民話が今も残る、古代の歴史ロマンを感じられる街でもあります。500年前から続く雨乞いの儀式や、数多くのパワースポットがあることは、意外と知られていません。
実は三田に住んで数年でまだ三田見習いの身なのですが、歴史ある自然豊かな街、三田の魅力にすっかハマってしまい、三田を紹介するならぜひ!と立候補。 そんな私から三田の魅力をご紹介いたします!
ジモト人推奨!
大人も子どもも無料で丸一日楽しめる『有馬富士公園』
有馬富士公園は兵庫県内最大級の県立公園で、敷地の総面積は416.3ha。良くある東京ドーム何個分、を計算してみたところ、約88個分。って結局良くわかりません。さすが最大級。
園内は「出会いゾーン」「シンボルゾーン」「休養ゾーン」の3つに分かれています。お子さんと一緒に遊べるスポットとして大人気なのは、出会いゾーン内にある、「あそびの王国」。三田に実際にある寺院を舞台にした雷にまつわる民話「くわばらくわばら欣勝寺」をもとに作られた遊具が沢山あり、一日いても飽きません。
鬼の頭や、鬼のお茶碗(規格外)をモチーフにしたユニークな遊具は、どれもインパクト大。ただの滑り台より、鬼の角の間を滑る方が断然テンションが上がります。ミニチュアサイズの家型オブジェや迷路もあって、秘密基地ごっこや本格的なおままごとなどなど、子どもたちの創造力をかきたてる材料に事欠かない演出が施されています。子どもはもちろん、子どもたちが自由な発想で創り出す遊びに驚いたり、普段見られない我が子の一面を発見したりと、大人も満足できるスポットです。(疲れますけど)
一方、「シンボルゾーン」では三田市のシンボルで、兵庫100名山の1つでもある有馬富士に登ることができます。登山ルートが複数あり、それぞれの小道に花の名前がついています。山頂までは15分程度と、初心者にも安心の登山コースですが、頂上付近には「わんぱく砦」という急な岩場が現れますので要注意です。標高374mと決して高くはないですが、運よく晴れると山頂から六甲山系を一望できる眺めは最高ですよ。
有馬富士公園のHPでは、オススメの散策ルート紹介しています。ぜひ自分だけのお気に入りのルートを探してみてください。
有馬富士公園
住所:兵庫県三田市福島1091-2営業時間:9時~17時(夏休み期間18時まで)
電話番号:079-562-3040(パークセンター)
公式サイト:http://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/
意外に知られていない、『スピリチュアルなまち三田』のパワースポット
大阪や神戸のベットタウンのイメージが強い三田市ですが、ニュータウン開発時に旧石器時代の遺跡が発見されるなど、古代から連綿と人々の暮らしが続いている歴史の深い土地でもあります。そのためか、数多くのパワースポット、神社が存在し、三田のフラワータウンに隣接する富士が丘では「スピリチュアルなまち三田」というパンフレットを作っているほど。中でも、ぜひ1度は訪れてほしいスポットとしてまずご紹介したいのは天狗岩稲荷神社です。
ジモト人でも知る人が少ないレアなスポットですが、一度でも行くとふとした瞬間に思い出してまた行きたくなるので、何らかのパワーを貰えてる証拠なのかも?
次に紹介するのは、花山菩提寺。
神戸三田インターより車で約20分ほど、東光山にある花山院菩提寺は両国三十三所巡礼の番外寺院。境内には、「幸福の七地蔵」と呼ばれる全国でも珍しい握手できる七体のお地蔵様が安置されています。
お地蔵様は祖父地蔵、祖母地蔵、父(夫)地蔵、母(妻)地蔵、子供地蔵、結び地蔵、賢者地蔵という呼び名があり、左手にはそれぞれの役割を象徴するものを持っています。右手は握れるよう差し出されていて、参拝者はそれぞれのお地蔵様の右手を握って願い事を頼むことができるユニークなお地蔵様です。
標高400mに位置する展望所からは三田市のシンボル、有馬富士や、天気が良ければ小豆島も見ることができます。参拝時のルールが公式のHPに掲載されていたので、紹介します。
お参りの基本ルール
- ① 山門の前で一礼する。※ 参道では端のほうを歩く。
- ② 手水所で身を清める。
- ③ 本堂に参拝する。(柏手は打たないように注意)
いかかでしたか? 三田歴が浅い私でもこれだけ語れる街、三田。豊かな自然に囲まれた三田は三田牛、三田米、母子茶などなど特産物も多く、自然を活かしたイベントなども盛り沢山。ぜひぜひ遊びに来て、実際に体感してみてください!今後も三田の魅力をお伝えしていきます!お楽しみに。