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ベルシステム24のロゴが変わりました!

新たなロゴに込められた社員の想いとは?

会社の次世代を担う4名のリーダーに新ロゴへの想いをインタビュー

なかのひと

2021年5月。この度(株)ベルシステム24のロゴが新しくなりました。
新しいロゴは、ナイキやGoogleのブランディングも手掛ける世界的なデザイン企業AKQAが制作。
デザイン決定までには、約40名の様々な社員にインタビューを実施し、何度もディスカッションを行いました。新ロゴは、そんな社員たちの当社への想いを詰め込んだデザインになっています。

ロゴ変更のために、約40名の社員にインタビューを実施し、社員の声を反映

新ロゴのデザインのポイント!

  1. アイコンの4色は多様性を表現
  2. 左半分は当社のコア業務であるコンタクトセンター業務にちなみ、吹き出しのモチーフ=コミュニケーション・対話を表現
  3. 右半分はイノベーション・先進性を表しており、鐘=ベルの形のモチーフ
  4. 左半分に「B」、右半分に「S」が隠れている

そこで今回は、コーポレートロゴの制作プロジェクトに携わった当社の次世代を担う中堅社員による座談会を開催。ロゴマークに込めた想いや期待、これからの新生ベルシステム24への意気込みについて語り合ってもらいました!

オペレーション部門 部門長:惣万 尚彦

惣万 尚彦 Hisahiko Soman オペレーション部門 部門長

ジモト:神奈川県川崎市
座右の銘:我が生涯に一片の悔い無し
ベルの好きなところ:派閥が無い。ベースとして「人」に興味がある社員が多い。顔を見合わせた事が無くても協力し合える。

通信キャリア事業オペレーション部門 局長:石田 舞

石田 舞 Mai Ishida 通信キャリア事業オペレーション部門 局長

ジモト:池袋 or 東大阪
座右の銘:迅速果断
ベルの好きなところ:共に働く”人”の良さ

DX企画局 局長:川崎 佑治

川崎 佑治 Yuji Kawasaki DX企画局 局長

ジモト:札幌・東京・広島・沖縄
座右の銘:人生で大切なことはすべてサウナが教えてくれた
ベルの好きなところ:多様な人材がいるところ

ソリューション開発部門 部門長:野瀬 裕

野瀬 裕 Yutaka Nose ソリューション開発部門 部門長

ジモト:小金井市
座右の銘:意志あるところに道は開ける
ベルの好きなところ:色々な人がいるが、皆にスポットライトがあたるチャンスがあり、他人の成功の邪魔をしたり人の足を引っ張ったりするような嫌な空気がないところ。

3万人の多様性を引き出してあげることが、最大パフォーマンスにつながる

座談会はZoomにて開催
インタビュアー

今日はよろしくお願いします。まずは皆さんの普段のお仕事を教えてください。

惣万

オペレーション部門の部門長を務めています。航空業界、旅行業界、多岐にわたるお客さま、80社くらいの範囲をマネジメントしております。

石田

主に通信キャリアのオペレーションと営業を見ていまして、約1,000名のメンバーをマネジメントしています。

川崎

今期から新設されたDX企画という部署の局長を務めています。当社が世の中的に期待されるDXと当社内部のDXと両方あるんですが、特に内部のDX、全社的な生産性を高めたりする担当です。

野瀬

ソリューション開発部というところで、我々の現場とクライアント向けに現状のBPOサービスをアップデートしたり、効率をあげたり、私たちが内部で持っているプロダクト、社外パートナーの持っているプロダクト、そういったものをソリューションと呼んでいますが、そういったものをアレンジしたり、新たな開発をしています。

インタビュアー

ありがとうございます。ロゴが新しくなりましたが、その過程で今までの当社の姿や、これからのあるべき姿など、いろんなことを議論したと聞いてます。制作過程で感じたことを教えてください。

惣万

多くのディスカッションの中で出てきたのは、『多様性』というキーワードです。私自身も非常に刺さる部分がありました。「こうありたいよね」という1つに多様性を活かすことが挙げられると思います。新ロゴの4つの色は多様性を示しているということで、社員の意図をくみ取ってもらった結果かなと。良かったなと思ってます。

インタビュアー

多様性というのは、日々のお仕事の中で感じることが多いんでしょうか?

惣万

はい。第一線で働いてくれているメンバーには本当に多種多様な人たちがいるんです。そのメンバーがいかに最大パフォーマンスを発揮してくれるのかが、当社の今後を占う重要なポイントになります。多様性を活かすことが、最大パフォーマンスにつながっていくと、日ごろから肌で感じています。ここは、一番大事にしたいと思っている当社の根幹だと思っているので、ロゴの中でもそれを表現していきたい、というのは強くありました。

石田

LGBTQを含むジェンダーや障がいなど、多様性な方の活躍の場が広がっているということは、社内外で感じています。特に当社では、コミュニケーターから続けている方も多いので職歴・年齢・性別等においても幅広い層で人材が豊富だと思います。

川崎

多様性について、我々の信念としてあるのは、多様性がぶつかりあうところ、つまりコミュニケーション、『対話』を通して世の中が良くなっていくということです。今回のロゴについていえば、こういった『対話』を通じて多様性を繋げるというところが、良く表現されていると思います。

石田

私も、多様な方が活躍できる環境が、大事だと思ってますが、ロゴそのものについて言うと、以前のロゴは角ばっていて少し古いかなといったイメージを持たれやすかったと思います。『先進性』をうまく表せればいいよね、というのは皆さんとディスカッションした時に結構出てきたキーワードでした。今回のロゴは、右側、寒色系の2つのモチーフが先進性を表していると聞いていますので、そこも意図は読み取っていただけてるのかなと。ロゴのフォントも全体的に以前より丸みを帯びた形になっていますので、これまでの「角ばった」「ちょっと古いかな」というところは払拭できているのかなと思います。

旧ロゴとの違い。4色が多様性を表し、直線的なデザインから丸みを帯びたフォントに変更

温かさとシャープさを同時に感じることができるバランスの良さが◎

『ベル=電話』というイメージは払拭したかったと野瀬さん
野瀬

私たちは普段、クライアントさんから「ベルさん」と言われることが多いんです。なので、「ベル」という言葉は残したかったんですが、一方で、『ベル=電話』というイメージは変えたかったんです。昔は電話が主だったんですが、今は電話だけじゃないですよね。以前のロゴは、角ばっていて古い印象で、そのせいか「電話」を連想させる部分があったんですが、そのイメージを変えていきたかった。電話のイメージを払拭して対話・コミュニケーションの方にイメージを変えていきたいというのはあったんです。新ロゴは左側のアイコンのモチーフになっている”鐘=ベル”に変換して、全体の印象としても、「先進性」を感じる創りを取り入れている。

インタビュアー

電話というと、一般的には受話器の形をイメージしますが、新しいロゴではイメージを転換し、コミュニケーションを表す吹き出しの形であったり、ベルを表す鐘の形だったりにイメージシフトしているということですよね?

野瀬

そうです。我々の提供しているサービスは電話だけではないので、それをしっかり形にも反映したということですね。

インタビュアー

なるほど。ところで今回のデザインは、世界的にも数多くの実績を持つAKQAさんが手がけられたということなんですが、完成したロゴを見てどのような感想を持ちましたか?

惣万

試作を出してもらってコメントを返す、というキャッチボールを何回も行ったんですが、結果としては、現場の声と経営方針といったものが、バランス良く融合された形で着地したなあという印象です。

例えば、温かみとシャープさ。このあたりのバランスも程よいなと思いましたし、「Bell」と「System」と「24」という3つの要素を、分けるのか、一部外して見せるのか、などの議論もありましたが、最終的には今までの良さを残しながら、変わっていくというところも表現されていると思います。過去を全否定するわけではなく、これから進んでいく道もエッセンスとして入れてもらえていて、とてもバランスが取れた形で落ち着いたなと感じています。

社員の声を反映させた新ロゴへの評価は高い
インタビュアー

石田さんはさきほど、以前のロゴが「少し古い」印象を持たれていたと言っていましたが、このあたりに関しては新しいロゴの印象はどうですか?

石田

そうですね。色合いや異なるモチーフで多様性を表しながら、パッと見た時に、調和がとれていていいなと思います。丸みを帯びているフォルムが温かさを感じますし、当社の『人を大事にする文化』がうまく表されているのかなと。

川崎

それはありますよね。4つのモチーフが1つになってアイコンになっているわけですが、一つひとつ違う形でありながら、バラバラな印象ではなくて、温かみとクールさを両方表現できていて、その印象を一度に感じることができるので、我々が目指すところを上手に表してくれているな、と思っています。

野瀬

第1印象は、Slackに似てるなと思ったんですけど(笑)。これで良かったなと思うのが、「Bell」と「System」を横に繋げずに、段を分けてくれたんですよね。これが意外と収まりがいい。私たちがクライアントさんから呼ばれている「ベル」という愛称がしっかり強調されていて、今までは横一線の「BELLSYSTEM」だったんですが。

インタビュアー

電話のイメージを払拭したいというお話がありましたけど、「ベル」という言葉は強調したいと思われてたんですね?

野瀬

そうですね。「ベル」というのは、私たちが長年その愛称で呼ばれているので、それは残すべきなんですが、そこから『電話』というイメージを外したかったんです。

インタビュアー

なるほど。「ベル」という名前自体はこれからも大事にしていきたい、と。

川崎

一番日本で長くこの商売をやってるのが当社なので、クライアントさんも従業員も、「ベルさん」「ベル」と呼んでいただいているのは、大きな財産なんですよね。その自覚、自認みたいのはありましたよね。

野瀬

そうです。

よく見ると、「B」と「S」のアルファベットが浮かび上がる
惣万

あとこのロゴの左側に「B」、右側に「S」が隠れているというのを聞いて、そこらへん、さすがうまいなAKQAさん、と思いましたね。

インタビュアー

シンプルだけど、良くできてるなあと思いました。

惣万

そうそう、言われてみればそうだよね、という細かいこだわりも、センスを感じましたね。

インタビュアー

考えたのはUSのクリエイターですよね?見事ですよね。

新しい服(ロゴ)を着て、変化を体現すべく社員総出で歩いていきたい

「人が財産なのだ」という考え方を忘れずに市場に価値を提供していきたい
インタビュアー

皆さんは、次世代を担う社員ということで、今後のベルシステム24をどうしていきたいかについても話したと聞いています。
ロゴ変更のタイミングで改めて、今後のベルについての展望など教えてもらえますか?

惣万

10年後、30年後の当社を想像すると、一部の仕事に関してはITによる代替も出てくる。私は研修の中で、新しい時代においても、当社は社員3万人の力をいかに最大化するのか、パフォーマンスの質を高めることによって、価値をどう創出するか、そこが非常に重要だと考えました。

中期経営計画に「社員3万人の戦力最大化」があります。これは非常に嬉しくて、コアである3万人のメンバーをどう引き上げていくのかということが、柱の1本になっていることに感銘を受けました。いつの時代でも「人が財産なのだ」という当社の文化、コアな考え方を忘れずに、それを中心に市場に価値を提供していこうと改めて思っています。

石田

社長の方針説明の中にもこれからは「VUCAの時代」(※)だという話もあったんですが、これまでの10年よりも、これからの10年の変化が、より一層激しいと思います。そういった時代にクライアントを支えるためにも、コミュニケーター、従業員一丸となって変化を超えて、けん引できる会社になりたいと思います。

川崎

コロナ渦になって世の中が急激に変わったと思うのですが、心底驚いたのは、こういう時代だからこそ、全世界がコミュニケーションをより濃く必要としている事例をたくさん発見できたことです。事実として当社の業績も、コロナ渦でも、力強く伸びた。ツールも、電話だけではなく、メール、チャット、Line、アバターなど、増えていますが、常にコミュニケーションに対する意識は必要とされ、ITによる自動化が進んできても、人間にとって感じがいいか、良くないか、質も問うようになってきている。結局、形を変えても、コミュニケーションに携わる当社の役割というのは、今後ますます大きくなるんじゃないかということを、改めて深く感じた1年だったし、社会的な意義も深く感じた。近い未来も、当社が社会に果たす役割は大きいと感じています。

野瀬

本当にそうですね。当社はこれからも、コミュニケーションで社会を支えるという部分において、変わらない価値として提供し続けると思います。ロゴが変わったというのは、実は思った以上に大きなことだと思ってます。社内にいると会社が変わっていることはわかるんですが、外から見るとあまり変わっている印象を持たれていなかったと思うんです。今回のロゴ変更で名実ともに新しくなれるのかなと思っています。

この例えが合ってるか分からないですが、新しい服を買って新しい場所に行く気分と言いますか・・・。今までは着てるものが変わらなかったので、どこに行っても変わらないように見られてたんですが、そこはチェンジできるのかなと思います。

惣万

そういう意味でも、今年は「変化の1年」かなと思います。変化をするにあたってまるっきり別のものになるのではなくて、今までのいいものを取り込みつつ、新たな進化を付け加える形で変化していかなければならない。そのための1つの方法として、名実ともに変化する、ということでロゴを変えました、と。私たちはこれを実際に体現するために、社員総出で変化の意思を持ちながら動きたいと思います。

※ Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの単語の頭文字をとった造語で、読み方はブーカとなります。 VUCAワールド、VUCAの時代と呼ばれることも。


いかがでしたでしょうか?

ロゴ変更にまつわる詳細は、特設ページでご確認いただけます。
URL:https://www.bell24.co.jp/ja/brand/

また、6月には本社も移転します。
ベルシステム24が時代とともにどう変わっていくのか。新生ベルシステム24にご期待ください。

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