第70回 ChatGPTマスターは俺だ!どちらが名プロデューサー?架空のアイドルをプロデュース!
今日から使える「名言」をクイズ形式で学ぼう!第70回 言語学者川添さん、当社ICS Lab. 金本さん
歴史上の偉人、現代を生きる著名人が語った数々の名言を、 クイズ方式で笑って学ぶポッドキャスト番組、「名言いかがですか? ~笑って学ぶ神ことば~」。
コールセンターに届いた、つい吹き出しちゃう謎名言、思わずホロっとくる泣き名言も、速報が入り次第ご紹介していきます!
お相手は、松竹芸能所属のお笑いコンビ、コーヒールンバの平岡佐智男と西原朗演でお送りします。
今日学んだ名言をきっかけに、明日、誰かとの会話がはずんだら嬉しいです!
「ChatGPTマスターは俺だ!どちらが名プロデューサー?架空のアイドルをプロデュース!」
…という事で入力したんですが、どうですか西原プロデューサー。
一つ質問すると、ものすごい量のアドバイスが返ってきますね。
白熱の会議でしたね。
目が追い付いていませんでした。
そうですね。次々と案をくれるので、これは夢中になりますけども一旦は出ましたか?
一旦は出ました。
「うまくいった、行かない」はあると思いますけども、お知らせをはさんで、後半で言語学者の川添愛さんをお招きし、一緒に見ていきたいと思います。そして僕たちどちらがChatGPTマスターかジャッジをしてもらいましょう!前半のゲストは、株式会社ベルシステム24ホールディングスの金本勝吉(かねもと かつよし)さんでした。ありがとうございました!
ありがとうございます。
「ChatGPTマスターは俺だ!どちらが名プロデューサー?架空のアイドルをプロデュース!」ゲスト・言語学者の川添愛さん
さてここからはゲスト・言語学者の川添愛さんにご登場いただきます!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
あらためて今回の企画をご説明しますと…西原さんも大好きなアイドルをテーマに、僕たちそれぞれがプロデューサー視点でグループ名やデビュー曲、キャッチフレーズなどをChatGPTを使って考えますので、川添さんに解説していただきながら、最終的にはどちらがChatGPTマスターかジャッジしてもらおうと思っているわけなんです!!という事なんですが…どう思いますか?この企画・・・ジャッジできますかね?笑
できるのかちょっと不安ではありますけど、アイドルプロデュースはすごく面白そうなので。
確かに、気になるところがあればズバズバ言っていただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。ちなみに僕らがアイドルプロデュースをchatGPTに聞いている様子を見ていてくださっていたんですかね?
一応どんな質問されているのかという過程は見させ頂きました。
それでは早速、一人ずつ見ていきましょう。先に僕、平岡の答えから見ていきましょう。私は、京都とアメリカを融合したアイドルグループというコンセプトで、chatGPTにはじき出していただいたグループ名『キョアメ』でございます。
京都とアメリカで「キョアメ」ね。
気づきましたか。chatGPTが考えてくれたんです。
センスいいと思いますよ。笑
という事でキョアメのリーダーの自己紹介なんですけども、『バイリンガルで風情あるエンターテーナーキラキラとした京都っぽいわくわく感が溢れる!』です。
笑
笑
…なんですか。
何でもないです。フレッシュな感じですね。和洋折衷みたいな感じで。
そうですね。『キラキラとした京都っぽいわくわく感が溢れる!』なので。キョアメのデビュー曲は『京都Lovers』です。デビュー曲なので分かりやすくポップな感じです。
良いですね。
京都の魅力やアメリカのパワフルさを、楽しめる一曲になっています。ちなみに、「どのぐらいキョアメは売れそうですか」って聞いてみたんですが、『どのぐらい売れるかの予測はできません』と言われました。
笑 やっぱり実際にやってみないと分からないですもんね。
『売れる可能性はあるんじゃないですか』と言ってくれました。 最後に「キョアメのキャッチフレーズを教えてください。」といったところ、『魅惑の舞台!京都とアメリカが舞い上がる。舞踊に酔いしれるエンターテイメント!』というキャッチフレーズを作ってくれました。私がプロデュースする『キョアメ』いかがでしょうか?全米デビューが決まっております。
全面に京都とアメリカが出てますね。
そうですね。やっぱりそこしか…。
笑
笑
やっぱり、和洋折衷で面白い感じになるかなって思ってちょっとやってみた感じですね。という事で対する西原さん、行ってみましょうか。
私は、ダンス&ボーカルユニットでメンバーの人数が10人くらい。そして、「最強」のアイドル。やっぱり「最強」という言葉を付けたかったのと、一人良い意味の問題児がいるというアイドルをプロデュースしたかいという事を入れまして、その内容を含めて、どんなユニット名が良いのか尋ねたら、『エンジェルズ・ハーモニー』
おぉ~。10人いるから。ハーモニーね。
そうです。で、この『エンジェルズ・ハーモニーは、10人の美しい歌声とパフォーマンスでファンを癒し感動させる存在です。』という事で、やっぱりこういうアイドルを求めていますからね。そして、デビュー曲は『ウイングス・オブ・ドリーム』。
「夢の翼」?
『デビュー曲、『ウイングス・オブ・ドリーム』は、夢と希望をテーマしにした楽曲で、力強い歌詞とハーモニーが響き渡る』というこということです。キャッチフレーズは『「輝くハーモニーで世界を彩る」。このキャッチフレーズはエンジェルズ・ハーモニーの目標であり、ファンへのメッセージという事なんですね。」
なるほど、という事はハーモニーで、歌で聴かせる系のグループだという事ですね。ちょっとゆっくりの曲で、ファンを取り込んでいくって言う事ね。
やっぱり、こういう本気のアイドルを作らないと女性ファンがついてこないんですよ。男性オタクばっかりになっちゃうから。
キョアメは世界に行っとるからね。
笑
笑
キョアメは、京都とアメリカには強いと思いますよ。
いや、京都とアメリカ押さえておけば十分でしょ。
笑
笑
不思議なことに「負けたくないぞ」という気持ちが沸き上がってます。だんだん自分がプロデュースするアイドルがかわいく思えてきまして。という事で、川添さんこちらのアイドルなんですが、いかがでしたでしょうか?
そうですね。『キョアメ』って名前面白いですよね。一瞬京都とアメリカを合わせただけで安易だなと思ったんですが、先にコンセプトを知らないでいきなり『キョアメ』って聞いたら「なんだろう?」って思うかなって言うのがありますね。
ありがとうございます。
あと、キャッチフレーズも「風情ある」とか、いろいろ京都っぽいフレーズを入れたり「キラキラ」とか擬音が入ったりして。西原さんの方は、『エンジェルズ・ハーモニー』。結構、いそうでいない感じ
キャッチーなほうが良いかなって。
そうですよね。で、西原さんの方は、『エンジェルズ・ハーモニー』。結構、いそうでいない感じ。
本当ですね。
…いたんじゃないかな?
笑
どこかに?笑
エンジェルということで、可愛いさと、ハーモニーというと歌がうまいというのも分かりますし。
イメージできる感じがありますね。なんか、白い衣装って感じで。
今振り返ってみると、「一人問題児あり」って提示しているんですけど、そこに関しては触れてこなかったですね。
私もそれ気になりました。めっちゃスルーされてますね。
笑
「一人問題児あり」って言う指令も出してたの?
出してたんですけど、まずはデビューの時は問題起こすなって事なんですね。
グループ名に問題児を反映させるのは難しいという事なんですかね。
笑
川添さんの全体的な感想でしたけども、言語学的に言葉のチョイスとか単語の響きとかどうでしょうか?
そうですね。『エンジェルズ・ハーモニー』のほうは、キャッチフレーズが「輝くハーモニーで世界を彩る」良いんですけど、ここで「ハーモニー」という言葉はグループ名で出てきているので、キャッチフレーズはもう少し違う言葉でもよかったかなって思いますね。
確かに僕も思いました。
笑 平岡さん、今川添さんに乗っかったでしょ。
笑 でもデビュー曲の『ウイングス・オブ・ドリーム』はエンジェルから想起させる「ウイング」みたいな感じで、舞台の演出とかも分かりやすい感じですよね。
キョアメと一緒で、基本的に(ChatGPTが)同じワードで推したい可能性もありますよね。
残念ながら共通点はありますよね。
笑 まずは、デビューの時は顔と名前は知ってもらいたいですよね。
分かりやすくね。
デビュー曲としては「京都Lovers」。京都が入っているけど、「Lovers」っていう響きがインパクトが強い感じがするかなって気がしますね。
確かに。そうなんですよ。ちょっと大人の恋愛曲歌わせたい。あと、「アメリカは好きじゃないのか」って言う炎上も踏まえてやっていこうかなと。
笑
笑
どうですか?やってみて指令の感じとか。西原さんと僕のやり方全然違うなと思ったんですけど、ぼくは最初chatGPTに「こういうコンセプトです」って伝えてから、その後キャッチフレーズを教えてもらい。修正してもらい、次に「曲を教えてください。」でやっていったんです。西原さんの場合は、全部聞いている感じですよね。
最初一個の条件を入れてやりましたけど、これは一回の答えの回答がぶわーっと出てくるので、時間節約も兼ねてやってみました。
なるほど。なんかすごい検索の差が出てるなと思いました。
急いでるときは一つの条件で入れてやっていけばいいかもしれませんね。
なるほど。それでは川添さん、今回どちらがよりchatGPTマスターなのか、この結果を踏まえて判定をお願いしたします。それでは発表お願いいたします!
今回は、平岡さんの『キョアメ』
ありがとうございます!選出のポイントを教えて頂いてもよろしいでしょうか?
プロセスも見させていただいていたんですけども、平岡さんは結構最初に京都とアメリカそのままのフレーズが出てきたときに、もっと「擬音語を入れてください」とか「京都っぽいフレーズを付け加えてください」とか面白くするために具体的な指示を出されていたので、「使ったことあるのかな?」って言う印象を持ちましたね。
川添さん、これには秘密があって、何かに似ているなと思ったんですけど、ネタ合わせしているときの西原さんへの指示出しにめっちゃ似ているんですよ。西原という名のAIに日頃言っているのと一緒なんですよね。
笑
笑
西原GPTをすでに使っていたということですね 笑
笑 西原さんに指示しているときとめっちゃ似ているなと思って。途中で「こうなっちゃうんだ」みたいなのも分かったからそれを踏まえての指示も出せるんですよね。「京都っぽいセリフをいれてください」って言ったら「京都」ってそのまま入れちゃうんですよ。これ、西原と全く一緒で。笑。入れても面白くなるであろうなと思う単語を「舞踊」って入れてください、とか。
普段から(僕で)壁打ちしていたんですね。
していた。笑
西原さんの方も見てたんですけども「こういうアイドルをプロデュースしたいです」とか「寸劇もできるようにしてほしいです」とかそういう聴き方をされていたんですね。具体的なプロデュースの仕方とか寸劇の仕方とかをchatGPTが答えちゃって、それを聞いていないのにっていうのがありました。人間だと「プロデュースしたいです」って聞いたら、こういうアイドル名とか教えてくれるのに、伝わってなかったんですよね。西原さんが言っていた10人のうち一人は問題児って言う非常にアイドル好きの人のこだわりが伝わらなかったのでちょっと残念でしたね。
もうちょっとGPTと仲良くなる必要がありましたね。
でも面白いですね。
使いこなせるようになると本当に面白いかもしれませんね。
本当にいろんなところで活用できることがすごい分かりました。またどこかでchatGPT対決あるかもしれないですね。
いろいろ練習してやるのも良いかもしれないですね。
という事で今回は平岡が、chatGPTマスターという事で、ありがとうございます!さて、ここで川添さんからお知らせがございます!なんと新しいご著書 「『世にもあいまいなことばの秘密』が、 「ちくまプリマー新書から出版されました!こちらは、例えば断るつもりで「大丈夫です」って言ったら「OKした」と誤解された…など、言葉のあいまいさで困った方は多いかと思いますが、そんな言葉にあいまいさが生まれるのはなぜか、あいまいさをできるだけ防ぐにはどうしたらいいかを、言語学の観点から優しく解説されている本です。川添愛さんの 「『世にもあいまいなことばの秘密』、ぜひお手に取ってみてください!絶賛発売中という事ですよね?
発売中です。よろしくお願いします。
前も読ませていただきましたけど、なるほど~と思う所がありますから。
みんなあいまいで、人生生きていますからね。
いけちゃうからね。
ちょっとこれを読んで、ちゃんと意見を伝えようって思いますね。
これを読んでたらもしかしたら、chatGPTへの説明とかも違ってくるかもしれませんね。
あ~、少し変わるかもしれないですね。
あいまいに指示しているところもありますからね。
そうね。あいまいな指示が多かったかもしれない。という事で皆さんもお手に取って読んでみてください。ということで本日後半のゲスト・川添愛さんでした!
ありがとうございました。
以上、「ChatGPTマスターは俺だ!」のコーナーでした!
「名言いかがですか?~笑って学ぶ神言葉~」 そろそろ終わりの時間近づいてきましたが、いかがでしたか?さて、西原さん今日はGPT-4 Turboを触らせてもらいましたけども、いかがですか?
時代に触れた感じがしますよね。
はまって使いたくなる気持ちも分かりました。
これを使いこなせるようになったらもっと楽しいんでしょうね。
いつかまた触っていけたらなと思います。この番組は、コールセンター事業を手がけて40年、株式会社ベルシステム24の提供でお送りしました。ベルシステム24では現在一緒に働く仲間を募集中です!気になる方は概要欄から、ベルシステム24のお仕事情報サイト、Bellbiz(ベルビズ)をチェックしてみてください!また、この番組はSpotifyやApple Podcasts、Amazon Music、Google Podcastsなど、様々なポッドキャストアプリでもお聴きいただけます。最新エピソードを聴き逃さないように、ぜひご利用中のポッドキャストアプリでのフォローをお願いします! それではまた来週!お相手はコーヒールンバの平岡佐智男と
西原朗演でした!
コーヒールンバ
松竹芸能所属。
コーヒー芸人として各メディアでも活躍する平岡と、ベルシステム24に在職中の西原のコンビ。西原は20年間もベルシステム24で働いており、会社では頼れるベテラン管理者としても活躍。
▼ 松竹芸能サイト
https://www.shochikugeino.co.jp/talents/coffeerumba/
さぁ、始まりました。「名言いかがですか?~笑って学ぶ神ことば~」。今日学んだことをきっかけに明日誰かとの会話が弾んだら嬉しいです。楽しく名言をご紹介しているんですけども、今回は依然餅チャレンジしたchatGPTを使っていろいろとまた遊んでみたいと思います。前半・後半でそれぞれゲストもお迎えしてお送りしますのでどうぞお楽しみに!