第16回「深刻になることは必ずしも、◯◯ことと同義ではない。」
今日から使える「名言」をクイズ形式で学ぼう!第16回目は村上春樹ほか
歴史上の偉人、現代を生きる著名人が語った数々の名言を、
クイズ方式で笑って学ぶポッドキャスト番組、「名言いかがですか? ~笑って学ぶ神ことば~」。
コールセンターに届いた、つい吹き出しちゃう謎名言、思わずホロっとくる泣き名言も、速報が入り次第ご紹介していきます!
お相手は、松竹芸能所属のお笑いコンビ、コーヒールンバの平岡佐智男と西原朗演でお送りします。
今日学んだ名言をきっかけに、明日、誰かとの会話がはずんだら嬉しいです!
「深刻になることは必ずしも、◯◯ことと同義ではない。」~村上春樹~
1つめの名言の主は、この方!村上春樹。
「ハルキスト」という熱狂的なファンが、日本だけでなく世界中にいる村上春樹さん。1979年に「風の歌を聴け」でデビューすると、その親しみやすい文章と、難解なストーリーが人気となり、2006年にはチェコの文学賞「フランツ・カフカ賞」をアジア人で初めて受賞しました。ノーベル文学賞の最有力候補としても、毎年挙げられていますが…
そんな村上春樹さんの代表作、「ノルウェイの森」からの問題です!
「深刻になることは必ずしも、◯◯ことと同義ではない。」
「同義ではない」は、同じ意味ではないという意味ですが…さて、この〇〇の部分ではなんと書かれたのでしょうか?
村上春樹さん。ノーベル賞のニュースになると毎回取り上げられますけど。
はい、日本では知らない方はいないという。
今回は「ノルウェイの森」という代表作からでございますね。映画にもなりました。赤の表紙、緑の表紙の上下巻で発売されております。さあ、どうでしょうか?
平岡さん詳しいですね(笑)
ハルキストまではいかないですけど、ちょっと嗜んでたりする。私は村上春樹さんの写真を見ないようにしておりまして・・・。そういう人間でございます。見ても、言わないでくださいね。
けど、何となくですけど僕これ知ってたかもしれないですね。
それでは行きましょうか、西原さん!
「深刻になることは必ずしも、給料日まであと三日・・・、1000円でどう過ごすか・・・ということと、同義ではない。」
聞きました。聞きました。聞いたうえで、違います。何ですか?
いや、給料日までさ、あと三日あるのに1000円しかないって時にみんな深刻になるじゃないですか。
でも深刻になってる人みんながみんな、そうじゃないんだよと。
いや、給料日までさ、あと三日あるのに1000円しかないって時にみんな深刻になるじゃないですか
深刻そうな人は、大体給料日前でヤバいって俺らは思いがちだけど、実は違う悩みで悩んでる可能性があるってこと?
そう。
はぁー、・・・違います。正解は・・・
果たして正解は? 2人も納得の名言。詳細はぜひ、配信を聞いてみてください!
コールセンター・名言ニュース
ベルシステム24で働く僕・西原のもとに、全国のコールセンター・スタッフから寄せられた 話題や名言をご紹介する、コールセンター名言ニュース、速報が入ってまいりました。
今回は、30代・男性・オペレーターTさんからニュースをいただきました!
「抽選に当たれば健康食品を試食できるキャンペーン」の申込受付を、以前担当したときに、あるお客様から受けた電話が思い出に残っています。お客様は「私、胃の全摘出手術をして、その後がんが見つかって…臓器という臓器を全部取ったの」と。思わず一瞬、言葉をのみこむと「試して元気になりたいの。外にも自由に出たい」と話されるお客様。
それから、お客様に前向きな気持ちが湧いてくるよう、背中をそっと押すように話し続けました。すると「涙が出るほどうれしい思いです」と受話器の向こうでつぶやいてくださいました。感動し、恥ずかしいやら照れくさいやらで汗が吹き出しました。
どうか当選しますように、と祈らずにはいられませんでした。
うーん。すごい、状況ですね…
けど、コールセンターってお客様が深刻な状況で掛けてこられる方も多いですから。喜んでもらったり、心の支えになるような対応をすると、やっぱり喜んでいただいて、後からお礼の手紙が来たりもあるんですよ。
すごいね。イメージでは本当に情報のやり取りというか、「〇〇してください」「はい、わかりました」っていうやり取りだけなのかと思われがちだけど、意外と心に寄り添う内容を交わしてる時もあるっていうことですね。
いろんなセンターでも、100人とかオペレーターがいますのでお客様も掛けてくるときは本当に業務的な、マニュアルに従ってのことしかやってくれないんだろうって思ってることも多いと思うんですけど、実際に話してこんなに親身に考えてくれてるんだって伝わると、やっぱりそうやってお礼とかが来て。こちらも必ずいただいた言葉は本人に伝えますからね。
そっか、でもこの方も最初からこういう自分の状況を話すつもりで電話を掛けてないと思うよね。だから最初の声の感じとか、対応の仕方でちょっとずつポロっと出ちゃう。だから最初からいい対応されたんだろうな。
「私の話を聞いてくれそう」っていうね。
「この人なら喋りたいな」って思うというか。こういうのは嬉しいですね。
こういうのをもっといただけるように頑張って行ければと思います。以上、コールセンター・名言ニュースでした。
「人生はきっと誰かに◯◯ためにあるんだ」~伊坂幸太郎~
さてお次、2つめの名言の主は、この方!伊坂幸太郎。
散りばめられた伏線を見事に回収していく、そのスピード感ある作風が大人気の伊坂幸太郎さん。たびたび映画化もされていますね。これまで数多くの賞を受賞されているんですが、中でも全国の書店員さんによって選ばれる文学賞、「本屋大賞」の常連で、2021年までの時点ではダントツで最多ノミネート!2008年には「ゴールデンスランバー」で受賞されています。
そんな伊坂幸太郎さんが作家として注目されるきっかけにもなった、2002年に出版された作品「ラッシュライフ」からの問題です!
「人生はきっと誰かに◯◯ためにあるんだ」
さて、この〇〇の部分ではなんと書かれたでしょうか? 本屋さんに行くともうめちゃくちゃ作品があるという方ですね。ラッシュライフからの問題ということで、2002年。もう20年前ですか。
何となくですけど、自ずと言葉がハマるなというのが一個ありますね。
たしかにこれはハメやすいかもね。もうある?じゃあ行きましょう。西原さん答えをどうぞ!
「人生はきっと誰かにファンです、大好きですと言われるモテキが一度はやってくるためにあるんだ」
何か目標がちょっと低めかもしれないですね。一度?ずっと言われるためじゃないんですね。
一度。このぶわっとくる一度のために人生ってあるんだ。
なるほどね。西原さん、違います。
違う?平岡さんもモテキ来ました?
西原さん、そういうことじゃなくて。でもこれ小説の中のものなので、もしかして合ってくるかもしれないですけど。伊坂幸太郎さんが言った言葉じゃないから。だけどちょっと違いましたね。答えはこちら…
果たして正解は? ぜひ、本編でお確かめください!
さあ、ということで今回は小説の名言ということでしたけど、どうでしたか?
やっぱり小説家の方って文面も多彩じゃないですか。いろんな表現を文章で書くってことを考えると「名言ニスト」かもしれないですね。
「名言ニスト」?
名言のスペシャリスト。
たしかに小説の中でもキメのセリフとかね。有名な一文とかありますから。たしかに名言が多いかもしれないですね。
表現の仕方も上手だから。やっぱり小説家を目指すのも…
危ないこと言いそうな気がするな(笑)
名言じゃなくて失言になるかもしれないのでやめときます(笑)
この番組は、コールセンター事業を手がけて今年で40周年。株式会社ベルシステム24の提供でお送りしました。ベルシステム24では現在一緒に働く仲間を募集しています! 気になる方は概要欄からスタボをチェックしてみてください!それではまた来週!お相手はコーヒールンバの平岡佐智男と
西原朗演でした!
コーヒールンバ
松竹芸能所属。
コーヒー芸人として各メディアでも活躍する平岡と、ベルシステム24に在職中の西原のコンビ。西原は20年間もベルシステム24で働いており、会社では頼れるベテラン管理者としても活躍。
▼ 松竹芸能サイト
https://www.shochikugeino.co.jp/talents/coffeerumba/
それでは早速、名言をご紹介していきたいと思いますが…ただご紹介するのではなく、クイズ形式で出題しますので、みなさんも西原さんと一緒にちょっと考えてみてください!
今回は「名作小説の中の名言特集」です。
みなさん、最近読書はされていますか?? 本は名言の宝庫ですから、今日は大人気小説という宝箱の中から、名言というお宝をゲットしましょう!