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スルーしないで!その「だるさ」はすでに体が傷ついている切実なサイン

もっと体を労わって、自分に優しいヒトになろう

なかのひと

最近、「疲れが取れない!」「なんかダルい」なんて思っているアナタ。

いつもの事・・・とスルーしていませんか?

疲れがたまっている状態を放置してしまうと、心筋梗塞になる可能性が上がるという怖いデータがあるんです!

心筋梗塞は、手足の麻痺や言語障害などの後遺症が残ってしまう可能性が高くなるだけではなく、最悪の場合は死に至る可能性がある怖い病気です。

心筋梗塞の予防のためにも、疲労をそのままにしないようにしましょう。

日本人の約4割が半年以上続く疲れに悩まされている!?


この記事を見てくださっているアナタは、疲労に悩まれているのではないかと思いますが、実は日本では同じように蓄積した『疲れ』に悩んでいる人がたくさんいるんです。

2012年の厚生労働省疲労研究班の調べによると、一般成人2,000人にアンケートをとった結果、38.7%の人が『半年以上続く慢性的な疲れ』を感じているということがわかっています。

1970年代~80年代も疲れを感じている人は多かったのですが、一晩寝るとなくなってしまうと回答した方がほとんどでした。

しかし、現代はインターネットやスマートフォンの普及や過度な仕事のストレスなどが原因となり、慢性的な疲労を感じる人が多くなってしまっているのではないかと言われています。

「だるさ」や「しんどさ」はすでに体が傷ついているサイン

インターネットの普及により情報量が増え、仕事でもプライベートでもストレスが増えている現代。一晩寝てもとれない慢性疲労を感じやすくなっているのは、仕方がないことかもしれません。

しかし、そのストレスは神経系、免疫系、内分泌系の体内システムに不具合を起こし、免疫を下げ、その結果、細胞レベルでタンパク質や遺伝子に傷つけてしまいます。疲労が続くと、細胞内での損傷が続き、ついには修復できなくなってしまうのです。

実はそうなってしまった時に初めて、体からの警告サインとして「だるさ」や「しんどさ」という慢性的な疲労によくある症状が出るのです。

つまり、「だるさ」や「しんどさ」という症状が出たということは、すでに体が傷ついているという事。それはあなたの体からの切実な警告サインなんです。 サインを無視してはいけません。すぐにでも、疲れを取って体を労わってあげましょう。

疲れを取るおススメ方法

体の警告サインを感じたら、すぐに疲れを取るようにしなければいけませんが、正しい方法で疲れを取ろうとしないと効果がないばかりか、逆効果になってしまいます。

そこで疲れが取れるおススメの方法をご紹介します。

1.人に話を聞いてもらう

慢性疲労の原因の1つである「人間関係のストレス」などの精神的なストレスは、家族や友達などの信頼のおける人に話を聞いてもらうことで、楽になることがあります。精神的なストレスは一人で抱え込んでしまうと悪化する危険性があるので、早めに思い切って話をすることも大切です。

2.温めのお湯に入浴する

疲れを取るのに、ぬるめのお湯にじっくりと入る事は有効です。ぬるめのお湯は副交感神経を刺激させて、血圧を低くし、体をリラックスさせてくれるので、ストレスで疲れた身体を癒してくれます。

また、入浴は消化管の血流をアップさせる効果があり、食事の栄養を吸収しやすくする効果もあります。普段はシャワーだけと言う方も、温浴施設に行ったり、日頃から入浴を習慣化して疲れを溜めないように心掛けましょう。

3.バランスの良い食事

疲れを感じた身体にとって1番重要なものはバランスの良い食事です。

当たり前の事ですが、忙しいとつい忘れてしまいがちです。

面倒だからと炭水化物が多い、ご飯やパン、ケーキ、お菓子などの偏った食事をしてしまうと、疲労回復ビタミンであるビタミンB1を消耗させ、疲労は蓄積するばかりで、逆効果になってしまいます。

また、スタミナをつけるために肉類などを食べ過ぎてしまうのも胃の負担になってしまうので、逆に身体が疲れてしまうので注意が必要です。

バランスの良い食事に加えて取るとよいものをご紹介します。

【疲労回復に良い食べ物】

•疲労回復効果が高いイミダゾールペプチドを豊富に含んだ「鶏むね肉」

•疲労回復ビタミンであるビタミンB1を多く含んだ「豚もも肉」「たらこ」「ナッツ類」

•身体のエネルギー代謝を促進させ、疲労を回復しやすくするカルニチンを多く含んだ「ラム肉」

これらを食べることによって、溜まってしまった疲れが取れやすくなります。

最近はコンビニでも胸肉やナッツなどバランスを考えた商品も購入できます。

疲れたときこそ、バランスの良い食事で体を労わってあげましょう。

いかがでしたか?

疲れを感じてからでも遅くはありませんが、普段から、自分の体を労わる習慣付をして、疲れをとるようにしてくださいね。

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