疲れているときに、無性に食べたくなるものってありますよね。
それは「好物のものだから」という理由だけではなく、実は体の中の栄養素が充分に足りていないことが原因となっている可能性があるってご存知でしたか？
今回は食べたくなるもの別にみた「あなたに足りないかもしれない栄養素」について紹介します。
ケース1：甘いものが食べたいとき
甘いものが頭から離れないときはタンパク質と脂質の消化・吸収が円滑に行われていないサインかもしれません。
すぐに出来る対策
- ・赤身の肉
- ・サバ、カツオなどの魚
- ・大豆食品
など、高タンパク低カロリーの食事を取り入れて栄養のバランスを見直しましょう。
「甘いものや炭水化物を取らないぞ！」と決めてしまうと食べたいという要求が大きくなってしまいますから、あまりこだわり過ぎないことも大切です。
ケース2：酸っぱいものが食べたいとき
体の中のマグネシウムが不足していて疲れやすくなったり集中力が無くなったりしていることが原因かもしれません。
すぐに出来る対策
マグネシウムは、以下の食材に含まれています。
- ・ナッツ類や昆布といった海藻類
- ・緑黄色野菜
- ・玄米
マグネシウムは体内に蓄積される量が少なく、すぐに不足気味になってしまいますから毎日きちんと摂取していきましょう。
なお、大量のアルコールでも体内にあるマグネシウムは失われてしまいますので、飲み過ぎには注意が必要です。
ケース3：油っこいものが食べたいとき
フライドポテトやこってりとしたラーメンが食べたくなったらカリウムが不足しているサイン。
欲求通りに食べてしまえば塩分やカロリーオーバーとなり、順調に進んでいたダイエットにも影響が出てしまいます。
すぐに出来る対策
カリウムの成分が多く含まれている
- ・アボカド
- ・納豆
- ・ニラ
- ・かぼちゃ
などを食べてみてください。
不思議と油物の欲求は消えるでしょう。
ケース4：しょっぱいものが食べたいとき
しょっぱいものが食べたいときは
- ・ミネラル不足のサイン
- ・「副腎」が疲れているサイン
です。
すぐに出来る対策
そんな時は大豆食品がお勧めです。
大豆食品には副腎を回復させるカルシウム・マンガン・銅・マグネシウム・亜鉛など多くのミネラルが含まれています。
大豆食品を積極的に摂ることで「しょっぱいものが食べたい欲」は解消できるでしょう。
いかがでしたか？
体内の栄養不足と「これが食べたい」という欲求は密接に繋がっていることが分かります。
体から発しているサインを見逃さずに健康的でストレスの少ないダイエット生活を送っていきましょう。
