靴底のすり減り方で分かる!あなたの体の不調
靴底の減り方を知って生活改善をしましょう!
履きなれた靴の底を見れば、あなたの体が抱える問題点が分かるってご存知ですか?特に、極端な靴底の減り方をしている人は要注意です!
放置していると、老後は自分の足で歩けなくなる可能性だってあるんです。
また、体のお悩みで、
- 慢性的な肩こり、腰痛、関節痛がある
- なかなか痩せられない
- 理想の体型に近づけない
といったことも、あなたの歩き方に解決の糸口が隠れているかもしれません。
靴底の減り方で見るあなたの体調不良
バランスの悪い歩き方は、
- かかとの歪み
- 骨盤の歪み
- 筋肉の衰え
といった体の不調サインなんです。
そのサインはあなたの靴底の減り方に現れてきます。
では早速、靴の底をチェックしてみましょう!
こんな減り方してない?減り方別の特徴
1. かかとの外側だけ減っている
外側だけ大きく減っている人は、かかとが内側に歪んでいる可能性があります。
また、慢性的な肩こり・腰痛・関節痛をお持ちの方、ガニ股で歩く、猫背、O脚の方が比較的多くあてはまります。体の外側へと重心がかかった歩き方をしているために、靴底の外側だけ減ってしまうのです。
外側重心ということは、太ももの外側の筋肉を多く使い、内側の筋肉の使い方が弱くなっているのでバランスの悪い脚の使い方になります
長時間歩くと、疲労も人一倍感じているのではないでしょうか?
2. かかとの内側だけ減っている
内側だけ大きく減っている人は、かかとが外側に歪んでいる可能性があります。
内股歩き、X脚、外反母趾の方が比較的多くあてはまります。
体の内側へと重心がかかった歩き方をしているために、内側だけ減ってしまうのです。怪我や病気などによってX脚や内股歩きとなる人がいますが、生活習慣が原因となっている人も多くいます。
おしりを床に付けて両足を左右に広げる「ぺたんこ座り」とか、座り方にヘンな習慣はありませんか?
3. かかとが全体的に減っている
かかと全体が減っている人は、筋力不足が原因と言えます。
腹筋と背筋に衰えにより、足を上げずに引きずって歩いている可能性が高いためです。
腹筋と背筋の筋肉がうまく使われず、猫背気味に歩いてはいませんか?
歩き方を改善する方法とは?
1. かかとの外側だけ減っている人は…
内太ももや内ふくらはぎのエクササイズをして筋肉をつける。
固くなっているすねの外側の筋肉もストレッチをしてほぐす。
細いヒールの不安定な靴を長時間は履かない。
2. かかとの内側だけ減っている人は…
太ももの外側の筋肉を鍛える。
骨盤を正しい位置にキープさせるべく腹筋を鍛える。
3. かかとが全体的に減っている人は…
腹筋と背筋を鍛えて姿勢のバランスを保つ。
足底を引きずらないように意識して持ち上げて歩く。
どのタイプも共通して言えることは自分に合った靴を選ぶということ。
そして、正しい姿勢を保てるよう意識すること。
ちょっとした心掛けで、健康・ダイエットの効果も期待できるはずですよ。
理想的な靴底の減り方は、親指の付け根部分と左右のかかとが同じように減る状態です。
少しでも理想の靴底に近付けるよう、普段の歩き方から見直していきましょう!