保育料が約1/3!?企業内保育園「ベルキッズとよさき保育園」に行ってきました。
当社初の試み。企業内保育所ってどうなの?オープンレポート
こんにちは。ナツママです。2017年4月3日 沖縄県豊見城市(とみぐすくし)豊崎にある、当社の豊崎ソリューションセンター内に、当社で初となる企業内保育所『ベルキッズとよさき保育園』を開設 しました。未就学児童までの子どもを、土日祝日含め夜20時まで預かる企業内保育所は、沖縄県内で初!
待機児童の問題が大きくクローズアップされていますが、沖縄県の待機児童の数は全国でワースト2位とのこと。一方、働く母親の割合は全国平均を上回っており、育児と仕事を両立できる環境の整備が求められています。こういった環境を改善すべく、また、少しでも社員のサポートを出来れば・・・という想いから、当社として初の企業内保育所を開設しました。
3月31日 に行われた開園式に、ナツママも参加させていただきました。式には、豊見城市の宜保市長、入園予定の園児と保護者、園長先生や職員の皆さんにも参加いただき、開園式を実施しました。
まるでおしゃれなカフェのよう。木のぬくもりを感じる居心地の良い空間を実現
保育所の広さは131平米。床は清潔感のあるフローリングで、裸足で立った時のひんやりとした感覚が気持ちいい。私の娘も保育園に通っていましたが、雰囲気が全然違う!第一印象は「綺麗~。おしゃれ!いいなあ。」棚や収納に至るまで木のぬくもりを感じられるデザインになっており、さながらお洒落なカフェといった雰囲気です。
保育園の入り口看板。親しみやすく可愛らしいロゴです。
園内は木のぬくもりを感じるお洒落な作り。さながらカフェのよう。
什器もおしゃれで使いやすさを重視したものばかり。椅子が小さい!カワイイ!
子どもたちも、あっという間にくつろいでいました。やっぱり裸足だよね。
おニューのおもちゃに夢中!何を描いてるのかな~?
「全ては子どもたちのために」使いやすさを追求
初の保育園は、当社にとっても新たなチャレンジでした。園の運営は、(株)キッズコーポレーション様(以後キッズさん)に委託。当社のプロジェクトメンバーと一緒に、約1年をかけて準備しました。プロジェクトのメンバー、キミジマさんと、ドウノさんにお話を聞きました。
ナツママ(以降ナ):無事開園、おめでとうございます。まずは豊崎に企業内保育所を開設した理由をお聞かせください。
キミジマ:当社の従業員構成は、約7割が女性です。社内でも以前から、企業内保育所の要望は多くあがっていたんです。全国でも待機児童が多く、車通勤が定番の沖縄でのニーズは高いと判断し、当社の初めての保育所を豊崎に開設することを決定しました。
ナ:おもちゃも最新のものがそろってますよね?どういったところにこだわりましたか?
ドウノ:ナチュラル 自然 といったテーマで選びましたね。そこにたとえば、ベルらしさとして当社のロゴのカラーを壁の配色として使ったりしています。
ナ:開園式に参加されましたが、いかがでしたか?
キミジマ:実際に子どもたちの笑顔を見て、とにかく癒されました。子どもたちが散歩に行ったり、登園したりする時に子どもたちに会うこともあると思うし、私と同じように、きっと癒されるんじゃないかな、と思いました。
豊見城市 宜保市長も参列。好立地も活かし子どもたちに寄り添った保育を目指す。
開園式には、豊見城市の宜保市長も駆けつけてくださいました。
当日は、豊見城市 宜保 晴毅市長からもお祝いのお言葉を頂きました。
豊見城市はマンゴーが特産品。空港に近く、人工の白浜が美しい「ちゅらSUN」ビーチ、瀬長島、漫湖水鳥・湿地センターなど自然資源も豊富です。「ちゅらSUNビーチ」は2017年のAKB総選挙の開催地として発表され、いま話題ですね。園からはビーチも近く、公園も併設されていて、(真夏は暑すぎて危険ですが)これからのお散歩コースになりそうです。開園式には園長先生や、保育士さんも出席いただき、子どもたちはすぐに仲良しになってましたよ。
保育士の皆さんともすぐに仲良しになってしまいました
子どもが壁の向こうにいると思うと、なるべく残業はしないで帰るぞ!という気になる
オープンして約1か月。最後に、豊崎ソリューションセンターで活躍し、実際に保育園にお子さんを預けているママでもあるノモトさんにお話をうかがいました。
――オープンして1か月、生活の変化ってありますか?
今までは認可外保育園に預けていて、保育園に寄ってから出社していましたが、今は家を出てそのまままっすぐ出社できるのでとても楽です。帰りも、前はお迎えが6時15分までで、定時であがっても間に合わないので、うちの母に迎えをお願いしていたんですが、ここは8時まで延長料金もなしで見てもらえるので仕事終わりまで見てもらって、とても助かってます。
――朝、どのくらいの時間が節約できてますか?
実際は5分から10分なんですけど、朝の10分はやっぱり全然違います。ほんと助かっています。車通勤なんですが、朝は周辺道路が渋滞することが良くあって、今はまっすぐ来れる分そこもあまりストレスがなくて、余裕ができますよね。
――業務のへの影響は何かありますか?
やっぱり壁の向こうに子供がいるんだな、と思うと安心して仕事ができますね。子どもがすぐそこにいると思うと、定時時間が近づいてきたら、なるべく残業はしないで帰るぞ!という気になって、仕事のモチベーションというか、やる気になります。それと、保育料が1万円程度と安いので、その分子供の教育費だったり今まで使えなかったことにも使えますし、そこはありがたいですね。
――周囲の反応、反響はいかがですか?
出退勤時、私が子どもを連れているのを見ると、会社の人たちも子どもにおはよう、バイバイ、と声をかけてくれたり、同僚からも一緒にいれていいね、と言われますね。琉球新報や沖縄タイムスといった新聞でも開園式のニュースは写真付きで掲載されていて、記事を見た方から「保育園の木の落ち付いた感じなんかもいいね」と言ってもらったり。あとはやっぱり、保育料の部分で皆さんびっくりしてました。私の母も保育料も安いから保育の質とか大丈夫なの?と心配していましたが、認可保育園と同等の保育内容だし、1か月預けてみて、子供がとにかく楽しそうなので、子供にとってもいいんだね、と言われましたね。
――今後入園を検討しているママさんや、全国のベルのスタッフに一言お願いします。
同じ職場の同僚で、1人目のお子さんの育児で産休を取った後、2人目が年子で生まれたのですぐまた産休に入ったのですが、2人を預けるとなると、認可がおりづらいし、認可外は保育料が高いので、結局保育園に預けることができず退職してしまったケースがありました。これから出産を考えている方もいらっしゃると思いますが、子どもができたときに預け先がなくて、退職するとか、計画もできない方もいらっしゃると思うので、こういった施設がどんどん増えて欲しいですね。
いかがでしたか?子どもたちの笑顔を見て、ここでこの子たちの人生の一部に関わることができるんだな、と思うと、とても温かく、また気の引き締まる思いでした。これからもたくさんの笑顔を増やしていけるよう、サポートしていきたいと感じました。
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